ご挨拶
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下川町
下川町は、北海道の北部に位置する人口約2,800人の町であり、町面積の約9割が森林で覆われています。
豊富な森林資源を活かし、循環型森林経営の取組を基盤に、環境モデル都市、環境未来都市、バイオマス産業都市等の選定を受け、森林バイオマスを活用した二酸化炭素排出抑制や森林吸収源対策など、地球温暖化防止につながる先駆的な取組を進めてきたところであり、SDGs未来都市として、第6期下川町総合計画の将来像「2030年における下川町のありたい姿」(下川版SDGs)の実現に向け、持続可能な地域社会の創造を目指しています。
また、当協議会の環境省J-VERカーボン・オフセット事業の取組につきましては、平成20年度から北海道内の足寄町、下川町、滝上町、美幌町と協議会を設立し、4町が連携して取り組んでおり、企業様のご賛同によりクレジットをご購入頂き、その協賛金につきましては、町の森林(もり)づくり資金として、有効に活用させていただいているところです。
今後も本協議会が実施するカーボン・オフセット事業の取組による脱炭素社会の実現に向けて、皆様方のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
会長 下川町長 田村 泰司
美幌町
美幌町は、豊かな自然、豊富な資源、広大な森林に恵まれた町です。
この素晴らしい地域資源を守り・育て・磨きをかけ、持続可能な社会の実現を目指しております。
森林バイオマスは、温室効果ガスの削減や再生可能エネルギーの創出など、多大な貢献をもたらす貴重な資源であります。
美幌町では、国際基準の美幌町産FSC森林認証材で作られた木製品を町内のお子様にプレゼントする木育やペレットストーブ導入支援など、森林バイオマス資源の利用拡大を進めております。
また、本協議会を通じて、足寄町、下川町、滝上町と連携し、森林バイオマスの有効活用に関する知見を共有し、「環境省オフセットクレジット(J-VER)」制度を活用したカーボンオフセットの取組等を推進してまいりたいと考えております。
このホームページをご覧になっていただき、森林バイオマスについてより深く理解し、関心を持っていただくきっかけになれば幸いです。
副会長 美幌町長 平野 浩司
足寄町
足寄町は、北海道の十勝地方東北部に位置し、全国の町村で一番広い1,408.04㎢の面積を有し、森林面積も1,164.8㎢を誇ります。東部には雌阿寒岳、オンネトーを中心とした阿寒摩周国立公園、北西部には大雪山国立公園が隣接する、自然豊かなまちです。
本町におけるカーボンオフセット事業は二つあります。
一つは二酸化炭素削減クレジットとしての森林バイオマスエネルギー活用です。町内産カラマツ材を原料とした木質ペレットを、役場庁舎や子どもセンターに代表される公共施設の熱源として活用し、化石燃料の燃焼による二酸化炭素の排出量削減に努めています。
もう一つは、二酸化炭素吸収クレジットとしての町有林カラマツ人工林における、森林経営計画に基づいた森林育成です。二酸化炭素を吸収する豊かな森林の造成に取り組んでいます。
今後も私たちは先達から受け継いだこの豊かな森林資源を守り、育てながら、自然豊かな林業のまちとして、地球温暖化対策に貢献する持続的な取組を進めてまいります。
足寄町長 渡辺 俊一
滝上町
滝上町は、オホーツク地方の北西部に位置する、豊かな自然に恵まれた町です。町全体を童話村の舞台に捉え、『人いきいき・町わくわく「童話村」たきのうえ』をキャッチフレーズに、持続可能なまちづくりを進めています。
私たちは、10年、50年、100年後も美しい自然と、花と香りに包まれた町を未来に繋げるため、さまざまな取組を行っております。その一環として、SGEC森林認証の取得や木質バイオマスの利活用を推進し、農業と林業の連携を強化しています。地域特性を活かした産業の発展を目指し、活気あふれるまちづくりに取り組んでいます。
さらに、令和4年度に2050年ゼロカーボンシティを目指すことを宣言しました。それ以来、カーボンニュートラルの実現に向けた新たな取組として、滝上町の強みである木質バイオマス資源を核とした熱供給、電力供給の体制整備を重点施策としています。
また、4町が連携して進める「間伐促進型森林づくり事業」を通じて、共通の地域資源である森林の持続的な利用を推進しています。地域の活性化を図るとともに、日本における脱炭素社会の実現に貢献しています。
自然と共生しながら、持続可能な未来を創る滝上町の挑戦はこれからも続きます。
滝上町長 清原 尚弘